ロレックスを代表するデイトナを高額査定してもらうには、まずデイトナシリーズについて知識を知っておきましょう。 お持ちのデイトナを高く売るためのヒントをいくつかご紹介いたします。
デイトナはプロのカーレーサー向けに1963年に開発されたモデルです。 「オイスターパーペチュアル コスモグラフ デイトナ」というシリーズ名で、ロレックスの中では唯一のクロノグラフになります。 1980年末に手巻式モデルが製造中止をきっかけに、過去のモデルにさかのぼってシリーズ全般で火がつき始めました。 特に、俳優兼レーサーでもあったポールニューマン愛用のエキゾチックダイヤルは、今ではプレミア価格がついており市場価値が高騰している状況です。
デイトナには、ステンレスモデル、自動巻式のホワイト文字盤とブラック文字盤などがありますが、常に品薄状態であることから希少性が証明されています。 他にも、オレンジサファイヤやゴールドサファイヤを使用したレパード、プラチナXアイスブルー文字盤、メテオライト文字盤などがデイトナの代表格に上がり、数多くの人に親しまれています。
デイトナの買取相場は常に変動していますが、査定をしてもらう前に買取相場を参考にしてみてください。 在庫状況の有無や付属品があるかどうかで価格が多少前後する場合があります。 デイトナは種類豊富なロレックスシリーズの中で最も高額な相場価格となっています。 デイトナファンも多く、製造数も少ないので簡単に手に入らない希少価値の高いモデルです。
特に自動巻式のデイトナ(16520、116520、116500LN)や手巻式のアンティークデイトナ(6262、6263、6264、6265、6239、6241)、デイトナが登場する前のヴィンテージ(6238)をお持ちの場合は高額買取が望めます。 デイトナに関しては、どんなモデルでも安定のある人気を獲得しているのでロレックスの種類の中でも高額買取が期待できるでしょう。
さらに入手困難な豹柄をモチーフにしたデイトナレパードやプラチナのデイトナ、アンティークロレックスの4桁型番のデイトナに関しては買取価格が高いモデルです。ねじ込み式のプッシャープロトタイプのデイトナ(ref.6240、ref.6263/8 ref.6265/8)は季節や時期などで変動することがなく、常に高額相場となっています。
デイトナに付属している箱や取扱説明書、保証書を全て揃えて持参していただくと、さらに高額査定のポイントになります。 時計を使用していなくても、放置しておくだけでコンディションが悪くなる場合もあるので注意してください。
2016年に誕生した「ロレックスコスモグラフデイトナ116500LN」は、116515などで採用されていたモノブロックセラクロムベゼルを搭載しています。 ハイテクセラミックをベースしていることで耐傷性や耐蝕性に優れており、独自の高精度クロノメーターは公認クロノメーターの2倍以上の基準を設定しているので、格段に信頼性も向上された仕様になっています。 タキメーターには新デザインのプラチナPVD加工が施されているため、一見プラベゼルの手巻式デイトナを想起させることでしょう。 ダイヤルや外装は、116520から変更は見られませんが、引き続きcal.4130を搭載しています。
ロレックスの最先端をいくデザイン性は、かなりインパクトがありフラッグシップモデルとしてさらなる進化が期待できます。 発売してからまだ間もないデイトナ116500LNですが、ステンレス製からブラックセラミック製の変更点に、注目する熱狂コレクターも多いことでしょう。 話題の最新タイプが好みであれば、このモデルのデイトナが欲しいという方も多いと考えられます。
新作のセラクロムタキメーターベゼル X SSのデイトナ 116500LNが発売されてからというもの、デイトナモデルの買取相場が高騰しています。 116500LNが発売された段階で生産が終了したSSタキメーターベゼルのデイトナ 116520やエルプリメロ搭載のデイトナ 16520など、この他にも様々なタイプのデイトナの買取相場が高騰しているのです。そこで、人気のデイトナモデルについて紹介していきましょう。
稀少モデルで非常に価値が高いです。 デイトナ16520のベゼルでは400タキメーターが多いのですが、初期のものでは200タキメーターとなっています。 そして段おちであるとさらに希少性が高いのです。 そのことから1000万程度で販売されているものも多いです。
初期のR番からS番までの5年間ほどの間に製造されていたもので、逆6と呼ばれるデイトナモデルです。 インダイヤルの6時の部分がインダイヤルの中央から見れば、「6」に見えるのですが、正面から見ると「9」と見えるのです。 製造されていたのが5年間と短めなので希少性も高くなっています。
1988年から1990年のR番とL番までの2年間にしか製造されていないデイトナでポーセリンダイヤルと呼ばれています。 ポーセリンを日本語にすると陶器となりますが、実際には陶器は使用されていません。 ですが、陶器のようなツヤのあるエナメル調のダイヤルになっています。 国内ではほとんど見られることがありませんが、海外では1000万円程度で販売されている非常に価値のあるデイトナモデルです。
1993年から1995年のわずかな期間の中で製造されたデイトナで、インダイヤル部分がブラウンに変色しています。 それぞれで変色しているブラウンの色味が違い、同じデザインのものはありません。 変色する理由は定かにはされていませんが、塗料が原因ではないかと言われています。
最終シリアル番のP番は、生産されている数が少ないので希少です。 その中でもP3番は最も生産数が少ないので、買取相場も高額になりやすいモデルと言えます。
このように、デイトナの16520は希少価値が高いので買取相場が高騰しています。 状態によっても価値に違いがあるので、さらに高い価格で買取をしてもらいたい場合には様々なコツが必要となるでしょう。
デイトナを高価買取してもらいたい場合のコツをご紹介していきます。
どんな商品でも買取を依頼する場合には付属品の有無で価格に違いがでます。 購入時の箱だけではなく、保証書や説明書があれば買取価格もアップするでしょう。
保証書がどうしても見つからない場合には、正規メーカーの修理の保証書やメンテナンスした際の保証書でも有効です。 本物として証明することができるので、買取価格もアップするでしょう。
ロレックスの時計は小さい部品まで全て自社製で作られています。 ベルトのコマが不足していることで数千円の買取ダウンに繋がる可能性もあるので、忘れずに査定に出しましょう。
使わずに取っておくことで価値も下がってしまう傾向にあります。 状態が良ければ買取価格に影響が出ることはあまりありませんが、サビやオイルの劣化、腐食も考えられます。 状態が悪くなることで買取価格に影響が出るので注意しましょう。 そのため、使わないのであれば査定に出すことをオススメします。
ロレックスの種類の中でもデイトナシリーズは人気が高いので高額買取も夢ではありません。 新作が登場したことで価格高騰が見られるので、今の時期に査定に出すことで希望以上の査定額で買取ができる可能性も十分に考えられます。 高価買取のコツを参考にして使用しなくなったデイトナシリーズをこの機会に査定に出してみましょう。